「批判的な視点」の大プロレスファン

大昔からプロレスの大ファンです。大好きゆえに・・・ちょっと辛口、批判的な見方で、プロレスを応援しています!

NOAH の未来・・・清宮海斗から考える

 普段は新日本プロレス一辺倒だが、先日とある動画配信で“新生NOAH”の試合を観る機会がありました。

 その試合は、杉浦貴・鈴木秀樹Kazuma Sakamoto V.S. 潮崎豪中嶋勝彦・そして清宮海斗、の6menタッグマッチ。実はわたしの期待は、大好きだったビル・ロビンソンの教えを継いだ鈴木秀樹選手がどんな試合を見せるか、というところでした。もちろn、現NOAHのチャンピオン(そして未来のエースでもあるでしょう)である清宮海斗選手にも興味がありました。

 鈴木選手の動きは期待通り!グラウンドの技術だけで「こいつは強いだろうなあ。」と感じることができました。杉浦選手も相変わらずその強さが感じられるし、Sakamoto選手も上手い!

 それに比べて・・・わたしにとって期待外れだったのが清宮選手。まず入場しシーンに違和感を覚えました。

 超華やかなガウンは「20代の若者に必要か!?」と思ってしまうほど・・・申し訳ないけど似合わない!若く爽やかなルックスだからTシャツやブルゾンタイプでいいのでは、と思うのはわたしだけでしょうか?

 バネもあり、運動能力は高いようだが、いかんせん試合運びはまだまだグリーンボーイ。フィニッシュホールドであるタイガース―プレックスもインパクトという点では・・・。

 NOAHサイドとすれば、新日本・オカダカズチカを意識したと思います。同じくらいの年齢で凱旋帰国を果たしたオカダ選手は、「レインメーカー」を名乗り、金髪に豪華ガウン。そのフィニッシュホールドを含め、最初はファンからあまり受け入れられませんでしたが、団体の強力なプッシュもあり、金看板に。まさに「レインメーカー」となっています。

 正直、清宮選手は「レインメーカー」にはなれません!なぜか?まず、オカダ選手のような身長の高さがない。そして、おそらく身体能力も及ばない。

 それよりは、ファンが感情移入できるような若者らしい“必死さ”を前面に出した方が良いとわたしは思うのですが・・・どうでしょう?

 佇まいで言えば、20代の頃はどこか垢抜けなかった中嶋選手は、いつの間にか良い意味で色気のあるレスラーになっていました。潮崎選手は・・・あの身体があるのですが、まああれが限界かな。

 “脱・三沢”を掲げた新生NOAH。清宮選手はまさに団体の未来。だからこそ、大事にしてほしいものです。