「プロレス」というジャンル
今回もまた、正直個人の好みの問題になるのですが・・・
わたし的に、どうにも好きになれない団体があります。
DDT
最初は小さなインディ団体でしたが、高木三四郎選手の様々なアイディアが功を奏し、今は全日本やNOAHを超え、メジャー団体といっても良いくらいです。(AbemaTVで定期放送もされているし)
しかし!わたしはDDTが純粋なプロレス団体とはどうしても思えないのです。
それはもちろん「マッスル」に代表される“お笑い”、“パフォーマンス”、もっと言えば・・・観客の“受け狙い”と思われる興業のため。わたしには“闘い”の要素が薄いとしか思えないのです。(実際はそうじゃないのかもしれませんが・・・)
パワーポイントを使ったプレゼン、ダッチワイフとの試合、リング上での全裸騒動(股間を露出!)・・・先日引退した長州力さんが、「自分たちがしてきたことと同じものとして受け入れられない」というようなことをおっしゃっていましたが、全く同感です。
別に「プロレス」ではなく、「コメディ」「演芸」であれば良いと思うのです。プロレスには「プロレス」というジャンルがある。日本の創始者ともいえる力道山が、体を張り、力と技で国民を魅了したものこそ「プロレス」ではないかと思うのです。
そんなわけで、いくら多くのファンに支えられていても、わたしは残虐なデスマッチ同様、この団体は認められません。早くつぶれてほしい・・・本音は。
竹下選手やHARASHIMA選手など、良い選手は結構いると思うのですが・・・。